HOME当院で扱う矯正方法

当院で使用している矯正装置

当院で使用している矯正装置

それぞれの特徴を生かし、患者さまにベストの矯正方法を

当院の歯科矯正の特徴

人の歯並びというものは、咬み合わせや顎の位置・大きさに強く影響を受けて決定されます。歯並びだけを治しても、いずれまた元の位置に戻ってしまうことがあるのはこのためです。
当院ではこれらを総合的に診断し、長期的なプランを持って治療に当たることを大切にしております。

固定式の装置:マルチブラケット

マルチブラケット

もっともオーソドックスな矯正装置です。前歯の装置は目立ちにくい透明のものを使用しております。
歯の表面に装着したブラケットに金属製のワイヤーを通し、ワイヤーの力によって歯を動かしていきます。

メリット

  • 術者の経験値が一番高い装置です。
  • コントロールしやすく細かい動きをさせるには良い装置です。

デメリット

  • 口を開けたときに目立ってしまいます。
  • 歯磨きが難しいので、治療中は虫歯のリスクが高まります。

取り外しのできる装置:マウスピース型矯正装置

マウスピース型矯正装置とは、患者さまの歯型を採り、その歯型をコンピュータでゴールとなる歯並びまでシュミレーションをしていきます。歯を少しずつ動かした画像をもとに作られる透明の着脱可能な装置です。

つまり、患者さま一人ひとりに応じた装置になっています。定期的に新しいものと交換しながら少しずつ理想の歯並びへと近づけていきます。

メリット

  • 透明で薄く目立ちにくい装置です。
  • ブラケットやワイヤーを使用しないため、口の中の粘膜を傷つけたりする事は少ないです。
  • 取り外しが可能なため、食事や歯磨きは通常通り行っていただけます。
  • 金属アレルギーがある方でも安心です。
  • 装置が見えることに抵抗がある方にはお勧めです。

デメリット

  • 1日22時間以上の装着が必要となりますので、それを守っていただけなければ効果は期待できません。
  • 咬み合わせに問題がある方、重度の歯周病の方や顎関節に問題がある方などには使用できないこともあります。
  • 装置を装着したまま食事ができません。
  • 不正咬合の症状によっては不向きなケースもあります。

「機能的矯正装置」と 「筋機能矯正装置」

「機能的矯正装置」
顎の前後の位置を調節するための取り外し可能な矯正装置です。顎の成長が著しい時期(8~10歳ごろ)に行うのが一般的です。主に寝るときに装着します。

上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)の方への効果が期待できます。下顎の成長をコントロールし、正しい咬み合わせへと導きます。

「筋機能矯正装置」
歯並びを支えている筋肉の緊張を緩和し、歯列を整える効果がある矯正装置です。

やわらかいシリコン素材の矯正装置で、適応年齢はお子さんに限定されます。

毎日、就寝時と日中の2時間あわせて15時間の使用が理想です。

歯だけでなく、唇や舌といった筋肉を正しい動きや正しい位置へと誘導し習得させる装置です。また、鼻呼吸を促しますので口呼吸の改善が見られます。

メリット

  • 取り外し可能なので、食事やブラッシングの際に困りません。
  • 主に夜間の使用となりますので、お子さまの肉体的・精神的負担を軽減します。

デメリット

  • 使用対象となる症例が限られています。
  • 毎日装着しないと効果が得られません。

「床矯正」

歯並び・咬み合わせの乱れの大きな原因のひとつである、歯が並ぶ顎の大きさを調節するための矯正装置です。顎を無理なく少しずつ広げ、歯が萌えるスペースを確保します。症状によっては、すでに萌えている歯を動かすこともできます。

メリット

  • 患者さまご自身によって着脱が可能ですので、食事や歯磨きの際には外していただけます。
  • 着脱式のためお子さまへの肉体的・精神的負担を軽減します。

デメリット

  • 着脱可能なため、ご本人が装着しなければ十分な効果が期待できません。
  • 永久歯が生え揃ってからでは十分な効果が期待できません。
  • 管理ができないとなくしてしまう恐れがあります。

歯並びや咬み合わせ、顎の総合的な矯正治療を行います。

ご自身やお子さんの歯で気になることなど
何でもお気軽にご相談ください。